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顧客コミュニケーション

WBS(Work Breakdown Structure)

プロジェクト管理には「WBS(Work Breakdown Structure)」という基本ツールがある。1つの業務をこれ以上分解できない最小単位にまで細分化し、それぞれに適切なリソースを割り当てる手法だ。NASAや建設業界では、数万に及ぶ工程を管理するために活用されている。

重要なルール:**分解して初めて「誰が何をすべきか」が見えてくる。** 分解する前は「予約電話の対応」はひとまとめの業務であり、当然看護師が担うものと捉えられていた。しかし分解すると──スケジュールの確認、時間の変更、通知の送信、緊急の歯痛への対応──前者3つは看護師の専門性を必要とせず、最後の1つだけが専門的判断を要する。

WBSは教えてくれる。「あなたの業務」と思っていた多くの業務は、分解すれば80%が他のリソースでカバーできる業務だということを。あなたが「置き換えられた」のではなく、低付加価値の業務に縛り付けられていたという事実に気づかせてくれる。

| 電話の種類 | 1日の割合 | 看護師の介入は必要? |
|-----------|----------|---------------------|
| 予約変更 | 70% | ❌ |
| 予約時間の確認 | 10% | ❌ |
| 料金 / 保険照会 | 10% | ❌ |
| 緊急の歯痛 | 5% | ✅ |
| 特殊な病歴に基づく予約調整 | 5% | ✅ |

実に90%の電話は看護師の専門的判断を必要としない。しかし、看護師は毎日それらの電話に対応しているのが現状だ。

活用事例

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