営業メールの次の一手はフォローアップではなく、新しい情報を持ってもう一度訪れること

客から返信がない。一週間後に再度送る。「前回の情報を受信されましたでしょうか?」——これはフォローアップではありません。迷惑です。真のフォローアップは新しい情報を持って再訪すること。「先週、新たに低評価レビューが2件追加されました。」

営業メールの次の一手はフォローアップではなく、新しい情報を持ってもう一度訪れること

3回目のフォローアップ

営業メールを送りました。返信なし。一週間後にフォローアップ。「前回の情報を受信されましたでしょうか?」返信なし。もう一週間後:「少しお時間をいただけますでしょうか?」返信なし。

疑い始めます。メールに問題があるのか。それとも相手に興味がないのか。

メールに問題はありません。相手も必ずしも興味がないわけではありません。ただ忙しすぎるのです。そしてあなたのフォローアップは毎回新しい情報をゼロしかもたらしていません。毎回の「受信されましたでしょうか」は相手の注意力を消費するだけで、何の見返りも提供していません。

考えてみてください。もしあなたが相手の立場で、内容がほぼ同じメールを3通受け取ったら、返信しますか。

1通目に返信しないのは、忙しいからかもしれません。2通目に返信しないのは、優先順位が低いからかもしれません。3通目に返信しない——そして同じメッセージしか持ってこないのであれば——相手が返信しない理由は変わります。この人のメールに時間を割く価値がない。あなたは「知らない」状態から「興味がない」状態に移行しています。そしてこの「興味がない」は、あなたの商品が悪いからではありません。あなたが3回現れ、3回とも相手に行動したくなる理由を何一つもたらさなかったからです。

Gong.ioは2023年に100万通以上のセールスメールを分析し、残酷なデータを発見しました。70%の営業担当者が1回目の未返信で諦めます。しかし最終的に成約した顧客の80%は、5回以上のコンタクトが必要でした。つまり、ほとんどの営業担当者は第2〜3回でフォローアップしているものの、1回目と全く同じ内容しかもたらしていません。彼らは拒絶されたのではありません。無視されたのです。繰り返しが何の価値ももたらさなかったからです。

フローアップの本質はリマインドではなく蓄積である

良いフォローアップは「まだ自分がここにいることを相手に思い出させること」ではありません。「毎回の登場が新しい価値をもたらすこと」です。

あるコンサルタントを想像してください。最初の訪問で分析レポートを持ってきました。2回目の訪問で「前回のレポートはご覧になりましたか」とは言いません。「前回のレポートを出した後、追跡調査をして、新たな変化を発見しました」と言います。

これが情報フォローアップです。毎回のコンタクトが新しい情報であり、古い催促ではありません。

しかし「新しい価値をもたらす」という言葉は簡単に聞こえますが、実行は困難です。「新しい価値」とは、相手がまだ知らない、相手に関する新しい情報を入手する必要があるからです。どこから手に入れるのか。

答えは最初のメールの延長線上にあります。最初の情報メールが一つのデータを持ってきたとします(例:「あなたの返信率は0%、商圏平均は27.6%」)。一週間後、このデータの変化を追跡できます。「先週、新たに低評価レビューが2件追加されました。依然として返信なし。返信率は0%のまま。」さらに一週間後:「評価が4.1から3.9に下がりました。」毎回のフォローアップが時間軸上の増分を持っています。この増分はあなたにとって無料(公開情報)であり、相手にとっては貴重です(相手は追跡していないから)。

ワンポイントレッスン

間隔効果(Spacing Effect)

ドイツの心理学者Hermann Ebbinghausは1885年にÜber das Gedächtnis(『記憶について』)を出版しました。彼は自分の記憶を実験に使いました。大量の無意味な音節(例えば「DAX」「ZOF」)を暗記し、異なる時間間隔を置いてどれくらい覚えているかをテストしました。

彼は二つのことを発見しました。第一に、忘却曲線(Forgetting Curve)。記憶は学習後に急速に低下し、24時間以内に70%を忘れる。第二に、間隔効果(Spacing Effect)。同じ学習時間でも、異なる日に分散させた方が、一度に集中させるよりもはるかに効果が高い。しかも、反復の間隔が長いほど(長すぎない範囲で)、長期記憶が強固になる。

しかし間隔効果にはよく見落とされる条件があります。毎回の反復は新しい角度や新しい情報を提供しなければならないということです。Ebbinghausは、単なる反復(全く同じ内容を見るだけ)の効果は、「同じ概念に異なる角度から再接する」ことに比べてはるかに劣ることを発見しました。後の心理学者はこれを「精緻化リハーサル」(Elaborative Rehearsal)と呼びました。毎回の再出現に新たな関連付けを加えることで、記憶が深化するのです。

あなたのフォローアップメールが毎回「私たちの製品は素晴らしいです」と言っているなら、それはノイズです。Ebbinghausの実験における無意味な音節の反復であり、脳はノイズとしてフィルタリングします。毎回「あなたが知らないあなたの情報」をもたらすなら、それはインテリジェンスです。インテリジェンスの間隔反復は記憶され、ノイズの間隔反復は削除されます。

情報フォローアップのリズム

フォローアップの間隔は1〜2週間。毎回新しいデータポイントを一つ持ってくる。

第1回フォローアップ(Day 7):「先週お伝えした返信率の問題について追跡しました。今週、新たに1つ星の低評価レビューが2件追加されましたが、依然として返信がありません。自社と商圏平均との差分を示した比較表を添付しました。」

第2回フォローアップ(Day 14):「状況をアップデートします。評価が4.1から3.9に下がりました。主な原因は、直近3件の低評価レビューのうち2件が冷房問題に言及していることです。同時期に、隣の〇〇ホテルが5つ星の高評価を受け、空調を褒められています。客はレビューで投票しています。」

第3回フォローアップ(Day 21):「最後のご連絡となります。分析レポートを完成させました。あなたのホテルの過去90日間のレビュー動向、低評価の根本原因、競合比較が含まれています。こちらからご覧いただけます。私たちとの提携に興味があるかどうかにかかわらず、このレポートはあなたの参考になるはずです。」

第3回に注目してください。「私たちの製品は素晴らしい」ではなく、「買う買わないにかかわらず、このレポートは役立つ」です。これは摩擦を極限まで下げています。相手は何もコミットする必要がなく、無料レポートを開くだけです。

リズム全体の展開にも注目してください。第1回のフォローアップが持ってくるのは「データの増分」——低評価レビューが2件増えた。第2回が持ってくるのは「因果インサイト」——評価低下の具体的な原因。第3回が持ってくるのは「完全な解決策」——無料の包括レポート。データからインサイト、そして解決策へ。毎回のレイヤーが前のレイヤーよりも価値が高い。前2回とも返信しなかった相手でも、第3回には迷うはずです。無料で、自分のホテルに特化した完全な分析——本当に見ないのか。

ほとんどの営業担当者が情報フォローアップをできない理由

情報にはデータが必要であり、データには継続的な追跡が必要だからです。

200件のターゲット顧客、各顧客のレビュー変化を毎週チェックする。これは200回のGoogle検索、200回の比較、200通のカスタマイズメールです。手作業でやれば、1人の人間が1週間をすべて費やす作業量です。

だから営業担当者は次善策に妥協します。同じフォローアップメールを一斉送信する。しかし一斉送信の効果はゼロです。

受信者は馬鹿ではありません。「前回の情報を受信されましたでしょうか」と書かれたメールを受け取ったとき、それが一斉送信だとわかります。そのメールには自分に関する情報が何一つ含まれていないからです。自分のホテル名も、自分のデータも、自分の問題もない。彼にとってそのメールはスパムと変わりません。

必要なのはシステムです。各ターゲット顧客のレビューデータを継続的に追跡し、毎週自動的に変化を検知し(低評価レビューの追加、評価の低下、返信率の変化)、その変化をフォローアップメールのテンプレートに注入するシステム。1通1通が最新の情報を搭載し、1通1通がユニークであるべきです。

営業担当者に必要なのは時間ではありません。より良い情報です。


メールアドレスを残して、フォローアップ戦略のスコアを測る

あなたのフォローアップメールはリマインドですか、それとも情報提供ですか。メールアドレスを残して、営業メールフォローアップ自己評価表をアンロックしてください。あなたのフォローアップ頻度と内容が有効かどうかを確認できます。


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